田舎生活について

現代人の多くは漠然とした田舎生活へのあこがれがあります。忙しい生活から解放されてのんびりとした暮らしをしたいと思うからです。ただ、現在の日本で田舎生活をしようと考えても、具体的な物件はどのような状況にあるのでしょうか。

インターネットで検索してみましょう。

例えば伊勢志摩にはたくさんの古民家がありますし、普通の住宅も建てることができます。
東京と比べたら地価も安いですし、広い家に住むことができます。

つまり、極端な田舎ではなく都会から適度に離れたところに住むことが田舎生活と考えるべきでしょう。イメージ的には藁葺き屋根の家で農業をして暮らすことが田舎生活と思うかもしれませんが、そこまでの田舎は日本にはないと考えてください。携帯電話も通じますし、電気も供給されています。

田舎生活を希望する人はあこがれだけではなく、もっと具体的なことを考えなければなりません。家の造りのことや仕事の内容、通勤手段、日常の買い物をどこでするかと言った様々なことです。それが生活だからです。

古民家を買い求めただけで田舎生活になるわけではありません。また、これまでやってきた仕事を辞めることになりますが、いきなり農業を始められるわけはありません。

それならば収入源をどうするか考えなければならないでしょう。はっきりしていることは都会よりも健康的な生活になることだけです。人付き合いも緊密になりますから、一人暮らしにはならないでしょう。

よくある日常の田舎生活

一般的な田舎生活の日常を説明しましょう。もちろん、日本中が同じパターンではありませんから、それぞれの地域の違いを考慮しておかなければなりません。

まず、朝起きたら、庭の野菜を収穫に行きます。今日の朝ご飯、弁当などに使う分だけで十分でしょう。子どもたちはまだ寝ているかもしれませんが、学校に遅れないように起こしてください。

田舎生活は文明の利器がほとんどないようなイメージが強いのですが、現代にはスマートフォンやインターネットがありますから、家の造りが広くて古い以外は都会の朝と変わりません。
子どもたちは朝ご飯を食べながらメールのチェックをしていることでしょう。

お父さんは仕事に出かけます。仕事は近所の農業のサポートでしょうか。通勤時間がほとんどいらないため、出勤は遅くても問題ないでしょう。そして、昼休みには自宅に帰ってきて奥さんと一緒に昼ご飯を食べます。

夕方には子どもたちも帰ってきますが、近所の子どもと一緒に暗くなるまで外で遊んでいるかもしれません。もちろん、家でテレビゲームをする日もあるでしょう。夜は家族全員で夕食です。
お父さんは近所の集まりに出かけるかもしれません。

田舎生活では多くの人がお酒を飲んでいると思うかもしれませんが、都会でも会社帰りに居酒屋による人が少なくありませんから、田舎特有のことではないでしょう。

もちろん、アルコールがダメな人に無理に飲ませるわけではありません。
集落の一員としてやるべきことをきちんとやっておけば、誰もとがめたりしません。

田舎に移住して農業を始めたい!?

田舎暮らしと農業を同時に始めたいと思っている方に吉報です。農村の過疎化も問題になっている現在、こうして田舎に移り住む人を歓迎している市町村もあります。

無料で畑を貸してくれたり、格安で家を貸してくれたりと、田舎暮らしを希望する方を対象として、自治体が行っているサービスはいろいろあるようです。

積極的に農村に人を呼び戻そうと、自治体はあの手この手で、田舎暮らしを応援しているのです。このようなサービスを使わない手はありませんから、まずは情報収集してみてはいかがでしょうか。お得に田舎暮らしが楽しめたら良いですよね。

 

田舎暮らしを始めることと同時に、本格的に農業をやりたいと思っている人は、そのための土地を確保することも大切です。農業を始めるためにはその土地がないと始められませんよね。
田舎で過疎化しているところは、やり手がいなくて土地が空いている場合もあります。
ですが、土地にはもちろん持ち主がいて、そう簡単には貸してもらえません。

そんな場合は、農業協同組合や、役場に農業するための土地を探していることを話し、相談に乗ってもらうと良いでしょう。過疎化の進むところでは、農家の後継ぎがいなくて困っているところが多いようです。そのような農家に継承者として雇ってもらうことが一番良いのですよね。

 

それに、漠然と「農業をやりたい!」と言っても、育てる作物は多種類、存在します。自分が作りたい作物を考えて絞り込むことも大切でしょう。作りたいと思っていた作物は、住みたい田舎では育てられないというケースもあります。

場所を妥協するか、作物を妥協するか、と言うことになってしまいます。

田舎暮らしとかかるお金

田舎暮らしを始めると言っても、実際に田舎暮らしをする、その人それぞれの状況がありますよね。夫婦2人だけなのか、子供もいるのかで、違ってきます。

例えば、子供も巣立って、会社も定年して、老後は夫婦でゆっくりと田舎暮らしをする場合があります。この場合は、特にお父さんは、仕事を探す必要がないでしょう。

もらえる年金と持っている貯金で、夫婦2人、のんびり暮らすというケースが多いでしょう。
また、畑を借りたりして、食べる分くらい自分で作る、自給自足を楽しむという形でしょうね。
この形は、本来の田舎暮らしの理想的なものかもしれません。

一方、子供が未成年であり、家族ごと田舎に引っ越す場合があります。
こうすると、夫婦2人だけのケースとは違ってきます。

この場合は、お父さんがサラリーマンを辞め、農業を始めたり、畜産を始めたりと、新しい仕事にチャレンジすることも兼ねた田舎暮らしでしょう。また、自営業をしない場合は、もちろん、勤め先を探さなければなりません。田舎ではなかなか就職先がないことも問題です。

住む場所、住む家を決めても、一番大切なのは、この先の田舎暮らしを支える収入源なのです。
仕事がなければ、家族を養っていくことが出来ません。

仕事がなければ、収入もなく、暮らしも苦しくなるばかり、貯金を削って暮らして、先がまったく見えない、そんな不安な田舎暮らしでは意味がありません。ゆったり、のんびり暮らすことが目的なのに、お金のことばかり考えていては、精神的に参ってしまいます。

のんびりとした田舎暮らしをしたいのなら、まず、何よりもお金のことが大切なのです。