田舎暮らしを始めると言っても、実際に田舎暮らしをする、その人それぞれの状況がありますよね。夫婦2人だけなのか、子供もいるのかで、違ってきます。

例えば、子供も巣立って、会社も定年して、老後は夫婦でゆっくりと田舎暮らしをする場合があります。この場合は、特にお父さんは、仕事を探す必要がないでしょう。

もらえる年金と持っている貯金で、夫婦2人、のんびり暮らすというケースが多いでしょう。
また、畑を借りたりして、食べる分くらい自分で作る、自給自足を楽しむという形でしょうね。
この形は、本来の田舎暮らしの理想的なものかもしれません。

一方、子供が未成年であり、家族ごと田舎に引っ越す場合があります。
こうすると、夫婦2人だけのケースとは違ってきます。

この場合は、お父さんがサラリーマンを辞め、農業を始めたり、畜産を始めたりと、新しい仕事にチャレンジすることも兼ねた田舎暮らしでしょう。また、自営業をしない場合は、もちろん、勤め先を探さなければなりません。田舎ではなかなか就職先がないことも問題です。

住む場所、住む家を決めても、一番大切なのは、この先の田舎暮らしを支える収入源なのです。
仕事がなければ、家族を養っていくことが出来ません。

仕事がなければ、収入もなく、暮らしも苦しくなるばかり、貯金を削って暮らして、先がまったく見えない、そんな不安な田舎暮らしでは意味がありません。ゆったり、のんびり暮らすことが目的なのに、お金のことばかり考えていては、精神的に参ってしまいます。

のんびりとした田舎暮らしをしたいのなら、まず、何よりもお金のことが大切なのです。

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